エアビー(airbnb)で初めての民泊!清掃料金って?いくら?高い?
2021.11.03Airbnbで初めての民泊!色々と宿泊先を検討して料金を比較してみると・・・今までで見慣れない費用が表示されています。清掃料金って何?
民泊独自のルール、清掃料金について考えてみましょう。
目次
エアビーでの清掃費用って何?いくら?高い?
ホテルで宿泊する場合と異なり、Airbnb(エアビー)を代表する民泊では清掃料金が別途必要になることがほとんどです。
民泊独自のルールと言ってもよいでしょう。
でも宿泊費と別に課金されると思うと高い、ちょっとね・・と思ってしまう人も多いのではないでしょうか。
そんな清掃費用、実際のところどうなのでしょう?
施設やお部屋によっても異なって高いのか安いのか、その価格差がどうなのか気になりますよね。
清掃料金が宿泊費と別に表示されていると、なんとなく料金に加算されているようで損した(?)気分というか高いような気分というかなんとも言えない気持ちになるのは筆者だけでしょうか。
でもよく考えてみると自分が宿泊したら部屋に人がいた形跡が残るわけで、必ず清掃をしなければ次のゲストが泊ることができません。また自分の前のゲストにおいても同様ですね。
清掃費抑えたいから、前のゲストの宿泊後から清掃しなくていいよ!というわけにはいきません・・。
清掃料金には、お部屋の掃除代金の他にもタオルやシーツなどのリネン類の清掃も含んでいます。
また、宿泊する際に料金でだいたいのホテルやお部屋のランクを想定しませんか?
もちろん、五つ星や四つ星など星の数でランクも見ますが、宿泊費がいくらくらいなら、これくらいの豪華さかな?雰囲気もよさそうかな?という目安にしませんか?
予算だけでなく、そういった意味でも宿泊費がいくらかは大切です。
でもホテルの場合は最初から提示されている宿泊費に清掃費も含まれています。
合計金額で比較すればよいと言えばそうなのですが、宿泊というサービスがいくら、清掃にいくら、と内訳を明確にしているという点では民泊はわかりやすいでしょう。
エアビーでの清掃料金は各ホスト(運営者)が自由に決めることができるため、一律にはなっておらず、お部屋によって異なります。
また、部屋の広さや備品の多さによっても料金は異なります。
なので、比較をする際、同じくらいの広さのお部屋と比較してみましょう。
他の同クラスのお部屋と比べて清掃料金が高い場合、2つの理由が考えられます。
- オーナーがサービスを重視していて、きっちり清掃している(価格は高めでも質も高い清掃会社を利用している)
- Airbnbで民泊を検索した時に目に留まりやすいよう宿泊費を抑えていて、その分を清掃費に転換している
どちらがいいのかは、泊るゲストの価値観によると思います。
それぞれメリットとデメリットがありますので、それを承知したうえで、同行する人と決めるとよいと思います。
1)オーナー(ホスト)がサービスを重視している場合
1の場合、安いだけの清掃業者を依頼していない、清掃や提供するサービスをオーナー(ホスト)が大切にしているからこそ費用がかかり、安さだけで勝負していないからこその価格設定です。
もちろん、有料で人にお部屋を貸すわけですから、清掃は大切なのですが、時間的制限と運営していく上である程度の利益を出すという点からそれなり、の清掃を行っている清掃会社もあります。
また、オーナーも清掃会社へ依頼する価格が安い方がよいわけです。
そうすると、安く清掃を依頼する=サービスそれなり(クレームが出ない程度)ということになります。
実際、清掃コストが安い業者へ依頼すると、
- シーツに髪の毛がついていた
- お風呂場にカビが発生していた
- 排水溝から臭いがする
- クローゼット開けたらほこりが出てきた
などといったクレームが出やすいです。
これは安い業者に限らず一般的に発生するのですが、シーツやタオルに髪の毛がついていた、床に髪の毛一本落ちていた、というのはとにかくよく発生するトラブルで、注意しながら清掃しても、出てしまいやすい問題です。
筆者も2回確認したけど退室前に最後確認したらまだ髪の毛一本シーツについていた!ということは経験しています。
歩いている間に舞ってしまったり、たまたまどこかにくっついてしまっていたのが確認した時に見えなかったりするのでしょう。
そのため、徹底した髪の毛対策が必要です。
安い清掃業者ですと、スタッフも数をこなさないといけませんので、急いで退室する際に髪の毛が落ちてしまったり、最後の確認ができなかったりする確率は上がります。
基本的に民泊の清掃は
- シーツの交換
- 新しいタオルの設置
- 床に掃除機をかける
- お風呂場・洗面台・トイレの掃除
- 排水溝に詰まった髪の毛やほこりを取る
- シャンプーやハンドソープなどの備品を補充する
- 食器類を洗って元に戻す
- 空気の入れ替え
が対象です。
要するに日常のルーティーン的な清掃ですね。
排水溝の奥の詰まりや上がってきてしまう下水の臭い対策、お部屋の隅のほこり対策などは通常の清掃には含まれません。
別途運営会社やオーナーが定期的に重点清掃として対策を行うものです。
こういった費用も発生するため、清掃費の設定が高めになってしまいます。
対象のお部屋のリスティングページ(Airbnbの紹介ページ)のレビューをチェックしてみると判断しやすいです。オーナーがこだわっている場合、お部屋の清掃や清潔感に関して良い口コミが入っています。
2)エアビーでの検索対策のため清掃料金が高い
Airbnbでの検索対策の場合は、同じ広さや駅からの近さなどの条件のお部屋と比べると、宿泊費が1割ほど安く設定されていたりしますので、そういった理由で設定されているのだと、比較的わかりやすいでしょう。
ホスト側からすると、”トータルでの価格は同じなのだから、一緒”という感覚なのではと想像できます。
もちろん、ゲスト側からしても結果払う金額は同じですから、そのお部屋が気に入っていれば問題ないでしょう。
ただ、清掃などにこだわっているからこその清掃料金とは異なりますので、お部屋の衛生面について、過去のレビューや口コミをしっかり確認してから予約した方がベターです。
また、余談ですが、万が一何らかの理由で予約を返金可能期間を過ぎて(直前に)キャンセルした場合、宿泊しないわけですから、清掃料金は返金されます。
キャンセルチャージがかかってしまう時期にキャンセルした場合でも、宿泊費は返金されませんが、清掃費用は実際にお部屋を使っていないわけですからエアビーから返金されます。
そういった際、予約時にトータルで払う金額が同じだったとしても清掃費用が高い方が返金額は多くなりますね。
Airbnb(エアビー)で長期滞在、お部屋の清掃はどうする?
2泊や3泊などの短期でエアビーを利用する場合は必然的に清掃費が一回分入った料金で決済されますので特に気にはなりません。でも、これが一週間以上の長期滞在だったら?途中の清掃はどうなるのでしょうか。
基本的に一回の宿泊費に含まれるのはチェックアウト後の清掃分のみです。これは長期滞在でも短期滞在でも同じです。
長期滞在なのに途中の清掃費用って含まれていないの?と思うかもしれませんが、長期滞在だからといって料金は高くなりませんよね?
そのため、もし滞在期間中にシーツやリネンの交換や清掃を希望するなら、民泊の場合は追加費用が必要になることが一般的です。その代わり、お部屋に洗濯機や掃除機などが設置されていますので、ご自身でお願いします、ということです。
「暮らすように滞在する」というのが民泊の一般フレーズですが、ここには日常の家事も含まれます。
清掃ではなく、シーツやタオルの交換のみでしたら無料だったり格安だったりする場合もあります。
※タオルの交換だけでも、清掃会社が対応し人が動くため、一回の稼働として清掃料金と同じくらいかかる場合もあります。
長期で滞在する場合で清掃について気になる場合は予約前に清掃についてや対応費用について確認しておきましょう。
なんとなく宿泊費以外に清掃費・・と聞くと料金加算されているように思えてしまいますが、内訳が明確にされていると知れば逆に安心ですよね。
また清掃費用もオーナー(ホスト)がどこまで清掃やお部屋の衛生面を気にしているかなども推し量ることができますのでホスト(運営会社)のカラーもわかります。
とはいえ、現在では民泊施設も多数あり、切磋琢磨し稼働数を競争していますので、この価格だからあまり衛生面がよくないはず!というような安かろう悪かろう、ということもありません。(極端に安い場合は注意が必要ですが・・)
オープンしたてで広告費代わりに安い場合もありますし、オープン何年記念のキャンペーンだったりコロナ渦でのサービスだったりと理由があって安い場合もあります。
料金だけではなく、口コミやレビュー、ホスト(運営会社)からのメッセージなども見て、気持ちよく過ごせてお得な旅になりますように願っています。
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