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今だからこそ民泊でお得にワーケーション!自分に合ったステイ先の探し方

2022.06.09

コロナ渦でリモートワークが増え、ワーケーションを考える人も増えてきたのではないでしょうか。
ワーケーションとは、「ワーク」と「バケーション」を組み合わせた造語で、主にリゾート地など環境のよいところでリゾート(旅行)気分を味わいながらテレワークを活用し生活することです。
コロナウィルス感染症の流行に伴って、新しい日常として広がってきました。

そんなワーケーションに民泊がピッタリなのをご存じですか?
自分で部屋を借りずにエアビーなどの民泊を利用してワーケーションする方法をご紹介します。

ワーケーションの種類

ワーケーションと一言でいっても、実は目的によっていくつか種類があります。
日本テレワーク協会によると4種類のワーケーションタイプがあります。

  • 地域で働くワーケーション
  • 地方移転促進のワーケーション
  • 移住・定住促進のワーケーション
  • 休暇取得促進のワーケーション

具体的にはそれぞれどんな違いがあるのでしょうか。

1)地域で働くワーケーション

地域で働くワーケーションとは、地方ならではの環境で一定期間働くことを指します。

日本テレワーク協会の説明を抜粋すると、

「事業創造、プログラム開発、企業合宿など場所を変えることで高い成果を高めることや、オフィスの移転先、移住先のお試しなどの利用用途も想定される。」

とされています。
事業創造やプログラム開発などはいわゆる出向や長期出張にあたります。
これは今までもあった形態ですが、過去にはテレワークやリモートワークという言葉がなかったため、ワーケーションという意識がありませんでした。

出張先のホテルや出向先の企業などで仕事をするのも、一種のワーケーションではあります。
但し、こちらは個人の意思では活用できません。

2)地方移転促進のワーケーション

企業が従業員の確保や採用したり、より高い成果を求めてオフィスを地方に設置ないし分散することが地方移転促進型のワーケーションです。
コロナ渦において、本社を首都圏から地方に移転する「脱首都圏」の動きも見られ、ニュースなどで知っている人も多いのではないでしょうか。

人材派遣のパソナグループは初期に大きなニュースとなりました。また、それ以外にもお茶の輸入販売のルピシアや出版のKADOKAWA、大手芸能事務所のアミューズ、仏タイヤ大手の日本法人・日本ミシュランタイヤなども本社を移転しています。

また、スタートアップなどのベンチャー企業やIT業界は比較的業務の移管がしやすいことから、比較的移転した企業が多かったようです。
勤務先が移転となった場合は、自身で選択したのではなく必然的にワーケーションとなり、こちらも個人の意思で活用することができません。

3)移住・定住促進のワーケーション

リモートワークやテレワークを利用できる個人が利用できるワーケーションは主にこのタイプとなります。
移住や定住を希望する個人がテレワークを活用し、自宅と地方での二拠点ないし複数拠点で生活することです。

また、今ネットやSNSでも話題になっている「旅しながら暮らす」事もこのタイプに該当します。
主にこの記事ではこちらのタイプを紹介します。

4)休暇取得促進のワーケーション

こちらは、平日を含め長期休暇を取得できるように企業が便宜を測ってリモートワークを実施していることが休暇取得促進型のワーケーションです。

主に自宅+実家地域、自宅+旅先といったパターンが多いのではないでしょうか。
最近では、コロナ渦のため保育園が休園となった子供を持つ親がその時期のみリモートワークが可能となるといったケースもあります。
こういったように、一次的な目的でリモートワークとなるケースがこのタイプのワーケーションになると考えます。

ワーケーションのメリットとデメリット

前項で、4つのワーケーションタイプについてご紹介しました。
この記事では、自分の意思でワーケーションを選ぶ人へのワーケーションの利用の仕方についてご紹介します。

前項の3番の移住・定住促進のワーケーションをしようと決めた場合、メリットとデメリットはどんなものがあるのでしょうか。

1)ワーケーションのメリット

ワーケーションのメリットはたくさんありますが、まず最大のメリットは「今までと同じ収入を得ながら好きなことができる」ということではないでしょうか。

この、「きちんと(安定)した収入を得ながら」という点が最大のポイントになると思います。
ワーケーションには他にも

  • 満員電車に乗る必要がない
  • 満員電車に乗る必要がない
  • 通勤時の渋滞にはまらない
  • 好きなところへ旅ができる
  • 好きな地域への二拠点(複数拠点)生活ができる
  • 好きな地域へ移住ができる

といった、メリットがたくさんあります。

もし上記のメリットだけを享受しようとした場合「収入」がなければ意味がありません。
移住先で仕事が必ず見つかるとは限りません。
また地方へ行くほど、今までの収入より減ってしまう可能性も大きくなります。

しかし、ワーケーションなら、今までと同じ立場で、同じ収入を得続けることができます。
そのため、安心して長期の旅に出たり、二拠点ないし複数拠点生活をすることが可能です。

移住や複数拠点生活でなくても、老後の移住のために複数の候補地で移住後の仮生活をしてみて参考にすることもできます。

それ以外にもワーケーションをしながら地方で生活するメリットはたくさんあります。

  • サーフィンや山登りなど、趣味のエリアまで簡単にアクセスできる
  • 地方のため生活費が安くなる
  • 人との出会いなどで新しい人間関係ができる
  • 色んな地域へ旅を楽しむことができる
  • 生産性とパフォーマンスが向上する
  • ワークライフバランスが実現できる
  • 地域に貢献できる(経済面、問題解決などのボランティア等)

2)ワーケーションのデメリット

逆にワーケーションのデメリットは何でしょうか。

  • ワーケーション先での宿泊環境を整える必要がある
  • 自宅外での仕事となるため、Wifi環境を整える必要がある
  • セキュリティ面も考慮する必要がある
  • 緊急対応や出社が必要となった際、出社に時間がかかる

メリットと比較すると、デメリットはぐっと少ないのがわかります。

出社については、その必要が少ないからこそワーケーションを検討できるということ、また、たまに出社であればその時だけ早く出発をすればよいため、あまり大きなデメリットではありません。

自宅以外で生活をしようと思ったら、生活する場所を決めて整えなければなりません。
部屋を借りて、家具や寝具、Wifiなどの環境を一から揃えるのはかなり大変です。

ホテルの場合、キッチンがありませんので、長期滞在には不向きでしょう。
しかし、民泊であればすべて揃っています。

上述のデメリット3点についても、民泊を利用することで簡単に解決ができます。そのため、民泊を強くおすすめします!

  • 家具や寝具がすべて揃っていて身一つですぐに生活が始められる
  • キッチンがあり自炊ができて長期滞在に向いている
  • 長期滞在用の料金プランや割引がある
  • Wifiはほとんどの物件で設置されている
  • 地域での生活に何か困った時にホストに相談できる
  • 個室のため、セキュリティが確保できる

民泊がワーケーションにうってつけであることがひと目でわかりますね!

ワーケーションならやっぱりエアビー(Airbnb)

1)エアビーがおすすめなわけ

前項の理由で民泊がワーケーション向きと説明しました。
民泊でワーケーションのお部屋を探すなら、やっぱり民泊の最大手、エアビー(Airbnb)がおすすめ!

理由は・・・

  • 長期滞在のプランがある
  • やっぱり口コミが多いので、どんなお部屋かわかりやすい
  • ホストは地元の人であることが多いので困った時や情報収集で頼りになる

の3つ。

ワーケーションだからこそ、長く旅行を楽しめるということもありますよね。
だからこそ、長期滞在のプランはありがたい!お得に泊ることができます。

エアビー(Airbnb)は元々はホストがゲストをもてなすというサービスで始まりました。ホスト(オーナー)とゲストが交流するという側面を持つエアビーでは、ホストが地元の人である確率も高いです。
そのため、二拠点生活やワーケーションの中で、何か気になったこと、困ったことがあった際にホストに気軽に聞ける、というのもエアビーをおすすめする理由のひとつでもあります。

2)エアビーのレビューが役に立つ!

また、長期滞在するからこそ、どんなお部屋か気になります。
使いにくかったりすると、長期滞在するには苦痛になってしまうことも。

エアビー(Airbnb)は民泊最大手であること、また民泊として最初に始まったスタートであることから、口コミの数はやはりダントツ。お部屋の紹介文ももちろん参考にするけれど、やっぱり実際に泊った人の口コミは外せません。

人によって感じ方や価値観は異なるので、「こういう風に感じることもあるんだ!」「こんなこともあるんだ」というように自分では気づけなかったようなポイントを知ることができます。
事前にわかっていれば、それが自分ならそこまで気にならない、こういった対処ができる、など準備もできます。

また、口コミ(レビュー)に返信しているホスト(オーナー)も多いですので、その返信によってオーナーの人柄を知ることもできます。
仮に何か悪いレビューがあっても、その後改善されているのであれば、真摯に対応してくれるというホストの姿勢がわかります。

レビューを見る時にぜひチェックしてみてほしいのは、自分が訪れるシーズンの頃のレビューを見ること。
夏は涼しくてよいかもしれませんが、冬は逆に寒さが堪えるかもしれません。
直近のレビューだけでなく、過去の同シーズンの口コミも併せてチェックしてみることをおすすめします。

ワーケーション向きの民泊物件の選び方

通常の旅とはお部屋を選ぶポイント、注意点も変わってきます。
どんなお部屋が良いのかは、人それぞれですが、以下に注意して自分にあったお部屋を探してみてくださいね。

1)個室・貸切りを選ぶ

当然ではありますが、個室タイプや貸切りタイプを選びましょう。
会社を離れるため、機密情報の保持は自身で気を付けなければなりません。
Zoomなどオンライン会議などで、会話を周りの人に聞かれる心配やPC画面を他人に見られる心配がない個室・貸切りタイプがワーケーションに向いています。

2)Wifiの状況を確認

勤務時間内はパソコンで仕事するため、Wifiの確保は必須。
たいていの民泊施設にはWifiの設置がありますが、スピードや繋がりやすさなど、実際どうなのか、
過去の口コミなどでチェックしておくと安心です。

その点、エアビー(Airbnb)はWifiなどへの口コミも多いため、判別しやすく、おすすめです。

また、施設のWifiルーターだけでなく、その地域でのインターネット環境も併せて調べておくとよいでしょう。
地方に行けばそれだけ環境もよく、のんびりと仕事ができますが、インターネット環境があまりよくない地域もあるかもしれません。

3)宿泊先の部屋で仕事する場合のスペースの確認

ワーケーションといっても、仕事を旅先の「どこで」するのか、人によって分かれると思います。

旅先や地方に滞在して部屋の中で仕事をするのか、外で自然を見ながら仕事したいのか。

部屋の中で仕事をしたいのであれば、ある程度の広さや眺望など快適さが大切になります。
日中、ずっとその部屋の中にいるわけですから、長時間滞在して苦にならないか口コミや紹介ページで自身の重視したい点をチェックしましょう。

例えばスタジオタイプでも広ければいいという人もいれば、寝室と仕事するリビングを分けたい人もいるでしょう。また、家族や恋人同伴の場合、リビングとは別に仕事部屋が欲しいかもしれません。

ちなみに筆者の場合は、仕事用に使える大きなデスクがあることが重要です。
ソファに寄りかかって座って仕事ができるローテーブルが欲しいという人もいるでしょうし、自身の仕事のスタイルなどで異なってくると思います。

また、ベランダやテラスにテーブルセットがあると、同じ部屋内でも座る場所を変更しながら気分転換しつつ仕事ができるので、春や秋のシーズンには嬉しいポイントです。

4)宿泊先の外で仕事する場合、周囲に仕事できるスペースがあるか

2)では、宿泊先の部屋で仕事をする場合の注意点をまとめましたが、部屋ではなく外で仕事したい人もいるでしょう。
その場合、宿泊先の近くにコワーキングスペースや長時間滞在できるカフェがあるかどうか、が大切になってきます。

カフェなどを利用する場合、長時間滞在しやすいか、電源が使えるかなども事前に確認しておくといいですね。
また、できればWifiが使えるとさらにベターです。

もし、二拠点生活を将来したいと思っている人はこういったワーケーションを利用すると下見ができるので活用しない手はありません。

二拠点生活の場合は、部屋の外だけではなく、外で仕事をしなければならない場面も想定されますので、宿泊先以外にコワーキングスペースなどがあるかどうか、は重要な点になってきます。

二拠点生活になった場合、どちらの家も自身のホームになります。Wifiが繋がらないなどのトラブルが発生することもあるでしょう。田舎暮らしが人気を集めていますが、そういったトラブル発生時に周りに何もないエリアだと、仕事に支障が出てしまいます。

二拠点生活の下見をする場合には、上記の点も考慮しながらチェックすることをおすすめします。

もし、二拠点生活の移住先をまだ確定していない場合、ワーケーションに積極的な県も候補にすると便利です。
和歌山県・三重県・香川県・鳥取県・福井県・北海道・沖縄などが地域をあげてワーケーションに力を入れています。

ワーケーションに積極的な地域では、県を挙げて環境設備の整備に力を入れていたり、ワーケーションについての勉強会などを開催しています。
そのため設備などが揃っていたり、逆に何か困ったことがあった時に相談しやすいというメリットがあります。
また、同じように移住してきている人が周りに多かったりと、情報を共有・交換しやすいという側面もあります。

リモートワークが広がり、働き方にも自由が出てきました。
また、地方では積極的にワーケーションの情報を発信し、人を呼び込む動きもあります。

リモートワークができるタイミングでぜひワーケーションを試してみると、気分転換にもなるし、働き方について、改めて考えなおすきっかけにもなるかもしれません。

ちなみに、リモートワークでも業務が多い人や打ち合わせでオンラインミーティングが多い人は、プロジェクターがついたお部屋があると、仕事がしやすくなるのでよりおすすめです。
Zoomなどで資料を共有しながら話すことも多いミーティングでは、大きな画面があると見やすいでしょう。
また、業務も大きな画面だと目が疲れずストレスを軽減できます。

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