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民泊でよくある問題点と対策

2021.04.04

いざ、民泊を行おうとするとどんな問題が発生するのでしょうか?
パッと思いつくトラブルは騒音がありますが、他にどんなものがあるのか、事前に対策を確認しておくだけでも大きく今後の運営が変わってきます。
今までにあった民泊のトラブルなどをまとめてみます。

民泊の運営で問題になる点は

民泊を始める時には近隣への周知が必要です。その際にもトラブルの発生などを懸念して不安がられることもあるでしょう。
また、運営していく中でもどんなトラブルが発生するのか気になりますよね。

金銭的な事以外にも、トラブルに巻き込まれたり対処に追われたりすると精神的にもどっと疲れます。
事前にどんな問題が発生するのか、想定し、対応策を取るだけでも今後の運営が大きく変わってきます。

民泊でよくあるトラブル

民泊でよくあるトラブルは大きくわけて、

・騒音問題
・衛生問題
・金銭問題

の3つです。
騒音と衛生問題は近隣の住民も巻き込むため、発生してしまうと対応にとても時間とパワーを要します。
金銭問題は主にゲストとの問題ですが、ある程度は想定ができますので、準備によって回避することができます。

1)うるさい、騒がしいなどの騒音問題

まず民泊と言ってぱっと思いつく一番のトラブルが騒音です。
泊まるゲストにとっては、非日常である旅先での宿泊です。友人同志、カップル、家族などで観光から戻ってテンション高いまま、その日のことを振り返ったりしているかもしれません。

または飲んで帰ってきて、あるいはお部屋で飲んだりパーティーをしているかもしれません。
ゲストにとっては非日常ですが、近隣住民にとってはある夜突然騒がしくなるわけです。
ここでトラブルになることが多いでしょう。

同じ日本人同士でも、夜静かに、と言って夜の定義が異なっていてびっくりすることもあります。
特に外国人が泊まるとなると、静かにしなければならない夜、の基準も異なれば静かにするというレベルの基準も違います。

比較的、ゲストの年齢が若いほど、騒音問題は起こりやすいです。

2)部屋を間違えるなど不法侵入問題

あまりケースは多くありませんが、民泊を行っている中で、必ずといってホスト同士で話題になるのは、ゲストが部屋を間違えてしまう問題。

悪気があるわけではありません。ただ慣れない海外で宿泊先の入口がわからなく間違えてしまうのです。
同じ日本人ならまさか!ありえないと思うのですが、実際に何度も耳にしたことがあるケースです。

特にマンションやアパートなどでの民泊の場合、ドアはみんな同じデザインです。
また、都心部はマンションやアパートがたくさん建っており、同じ部屋番号でも隣のマンションだった、などということもあり得るのです。

純粋にゲストは間違えただけなのですが、もしこれが夜遅くにチェックインしようとしているゲストだったらどうでしょうか。
そこの住人は夜中に突然知らない外国人がドアノブをガチャガチャと回して部屋に入ってこようとしているシチュエーションとなり、ものすごい恐怖を味わってしまいます。
そのため、夜中に警察騒ぎとなってしまったのです。

笑い話のようですが、実際に起こった民泊のトラブルです。

ゲストはただの間違いでも、住所がわからず(間違っていて)、違うマンションをウロウロしていたりすれば不法侵入となってしまいます。

また、部屋がわかりにくいということはゲストからも良い印象を持たれません。
チェックインする前というのは、慣れない海外や土地で大きな荷物を持って移動してきたということであり、すでに疲れています。そのため、すぐに予約した物件・お部屋が見つからないと疲労感が大きくなり、悪いレビューになりやすいという側面もあります。

3)ゴミの不分別による衛生問題

こちらも近隣との問題です。

同じ日本でも地域によってゴミの回収方法は異なります。筆者は引っ越しが多い人生ですが、同じ県内でも市によって回収方法が違っていたりして戸惑ったことがあります。
今は分別もかなり複雑になり、また色んな新しい商品やパッケージが生まれ、これって何ごみ・・?ということも多くあるかと思います。
そのため、勝手をよく知らない外国で分別をきちんと求めることもシビアなのかもしれません。
民泊の部屋に置いておかれる分には清掃の際に分別すればよいのですが、マンションの入口など共用部分に捨ててしまう、ゴミ捨て場がよくわからないなどできちんと捨てられないケースもあります。
なお、ホームステイ型といってオーナーも一緒に住んでいるタイプではあまりこういった問題は発生しません。

ちなみに家主が不在の一般的なホテルのような形態の民泊のゴミは一般ゴミではなく、事業ゴミとなります。
そのため、事前にゴミ回収業者との契約が必要になることがほとんどです。
その際に回収してもらうためには定位置にゴミをまとめなければならないのですが、その場所にきちんと置かれてなく、回収されない、などといったトラブルがあります。

ゴミではありませんが、喫煙、タバコの吸い殻もトラブルになりやすい元です。
マンションの共用部にタバコの吸い殻が落ちていた、などというのは起こりやすいトラブルの一つです。

4) 意外と知られていないダニ・トコジラミなど虫問題

南京虫(トコジラミ)と聞いてどんな虫かすぐに思い出せる人は少ないでしょう。日本では戦後からもう発生していない虫であり、今日本ではいないとされています。

そんなトコジラミがインバウンドの増加に伴い、日本でも発見されてきています。
これは靴の裏や本、荷物の隙間などにくっついてやってくるため、海外から悪気鳴く持ち込まれるケースが多いのです。主に東南アジアから持ち込まれることが多いと言われています。

以前の南京虫でしたら、薬で駆除できていたのですが、最近の南京虫は薬に耐性があるスーパー南京虫と言われています。海外では強力な薬で駆除をしようとする傾向があり、それらの殺虫剤に耐性ができてしまい、なかなか殺虫できない、スーパー南京虫と進化してしまっています。

また、宿泊ゲストは日中主に観光などで一日中出かけるため、部屋の中にいませんから、十分に換気ができません。そのため、湿気がこもり、カビやダニが発生しやすくなります。

民泊の問題点・トラブルの対策

色々と発生しやすいトラブルを挙げてきて、民泊ってちょっと・・・と思ってしまったかもしれません。
でもほとんどが悪意があるものではないので、きちんと事前に対策を取れば発生しにくくなるものです。
具体的にどうしたらよいのか、まとめてみました。

1) うるさい、騒がしいなどの騒音問題への対策

具体的に「夜●時以降は声のボリュームを抑えて」「パーティーは禁止」「夜●時以降は洗濯機を回さないでください」などと、数字や禁止事項を明確にし、チェックイン前、チェックイン時に伝え、部屋内にも張り紙をしておくと効果的です。

夜20時でも遅いと感じる人もいれば、夜22時にならなければ平気、という感覚の人もいます。
具体的な時間を提示すること、もしその時間に洗濯したい場合はコインランドリーを使って、など代案を提示しておくとゲストにも安心してもらえます。

2) 部屋を間違えるなど不法侵入問題への対策

海外から日本へやってくると、日本のアパートが立ち並んでいる風景に戸惑うゲストも多いようです。
部屋がわからないと他の部屋や建物に入ろうとして近隣トラブルになるだけでなく、ゲストも悪意がないのに不審者扱いをされて嫌な思いをしてしまったり、なかなかチェックインできなくて疲れてしまったりします。

最悪のパターンですとチェックインできずに返金問題へと発展することもあります。

きちんと正しい物件にチェックインしてもらうために、Googleマップなどでの住所お知らせだけでなく、アクセスガイドを用意しておくと安心です。
最寄り駅からのアクセス方法を写真などを添えて作成しましょう。物件へたどり着くまでの間に目印になるところを撮影しておき、画像と共にPDFにしておくと、わかりやすいでしょう。

また、今は動画も簡単にアップできますので、最寄り駅から物件までのアクセス方法を動画で撮影し、お知らせする方法もあります。

なお、動画はオンラインでないと見れない場合もあるので、動画をお知らせしても、PDFファイルなどでアクセスガイドを併せて送っておくと、Wifiにつながらない時でも先にダウンロード・保管ができるためベターです。

また、お部屋のドアにリースやお花など、目印になるものを飾っておくと、それを探してもらえるため、間違い防止になります。

3) ゴミの不分別による衛生問題の対策

ゴミが分別されずにきちんと処理されないと、衛生問題となり、近所問題となるだけでなく、室内に匂いが残ってしまったりカビの原因になってしまったりもします。

なるべくこまめに処理したいところですが、ゲストが泊まっていれば立ち入るわけにもいきませんし、ゴミ処理だけに清掃に入るのも面倒ですしコストがかかります。
やはりゲスト自身にゴミ処理をしてもらう必要があります。
同じ日本人でも住んでる地域が変わればゴミの分別には迷います。

ですので、日本語・外国語表記かつ、写真やイラストなどを交えて、ゴミの分別の案内POPを作成し、ゴミ箱の近くに設置しましょう。

また、ゴミ袋などの消耗品は切らさないようにし、長期の場合はゴミ処理の方法まで案内をすると安心です。
ゴミの回収は業者に依頼することになりますが、その業者の回収曜日をしっかりとゲストに伝え、指定の場所に捨ててもらうようにすると、ゴキブリや虫などの発生を抑えることができます。

夏など暑い時期には短期ゲストにも、ゴミの回収に併せてゴミ捨て場に捨ててもらうようにするとなおよいでしょう。

ゴミ回収のために置くゴミ置き場はできればフタ付きのものを用意すると安心です。
以上、ゴミ問題の対策をまとめると、

・ゴミ分別の案内POPを用意する
・ゴミ袋など消耗品を切らさない
・外に置くゴミ回収のための置き場にはできればフタつきのゴミ捨て場を用意する
・長期滞在ゲストにはゴミの回収日を伝え、定期的にゴミ捨て場にゴミを自身で捨ててもらうよう依頼する
・夏場など暑い時期はこまめにゴミを捨ててもらい、部屋の中にゴミをためないようにする

ことが有効です。
また、+αとして、今はゴミ箱に貼るタイプなどで消臭できるグッズなどもありますので、そういうグッズをうまく使うとゲストへの印象がよくなるかもしれません。

4) ダニ・トコジラミなど虫問題への対策

虫問題は発生してしまうと対処が大変です。また、虫が発生したなどの衛生問題はすぐにレビューに直結してしまうため、十分に注意が必要です。

とはいえ、トコジラミはゲストが運んでくる可能性が高く、しかもその場ですぐに見つけることはできません。
そのため、わかりにくいのですが、布製品に不着する特性がありますので、清掃時にカーテンやベッドを注意してチェックをするようにしましょう。

最初は一匹など少ない数からどんどん増殖しますので、初期の段階で発見できれば比較的対処もしやすくなります。増殖してからですと、家具自体を交換しなければならないなど、大掛かりになってしまいますので、自身で定期的にチェックする、もしくは清掃会社へ必ずチェックする項目として伝えておくことが必要です。

ダニに関してはトコジラミほど深刻ではありませんが、発生しやすいため、こちらも定期的にダニ対策スプレーなどをまいておくとよいでしょう。また、ゲストへも、換気を依頼することもお忘れなく。

色々と想定されるリスクや問題点を挙げてきましたが、事前にわかっていれば、運営が立ち行かなくなるような大きな問題にはなりません。

事前準備とコミュニケーションが問題を発生させない一番の対策となります。
コミュニケーションについて、ゲストとのやり取りは当然のことですが、できれば近隣の方ともコミュニケーションを取っておくと、何かトラブルが起きた際や起きそうな時に教えてくれたりすることもあります。

また、トラブルが起きた際も、普段からコミュニケーションが取れていれば、話し合いで解決できるケースも多いでしょう。
きちんと民泊と向き合って配慮をしていれば、大きなトラブルや問題にはあまりつながらないので、慢心せず気を配ることが大切です。

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