民泊のポータルサイトにログインする時の注意点
2021.09.01民泊を利用する際に高い確率で会員登録するポータルサイト。今は便利なサイトがたくさんあり、複数のサービスに会員登録している人も多いでしょう。
そんな便利なポータルサイトですが、ログインに困ってしまったことがある方も多いのではないでしょうか。
ポータルサイトだけにとどまらず、複数のサイトにログインする際の注意点をまとめました。
目次
民泊ポータルサイトとは
民泊を利用する際、ポータルサイトを利用することが多いかと思います。
なお、ポータルサイトとはどんなサイトなのでしょうか。
ポータルとは、“玄関”、“入口”という意味があります。そのため、様々な情報が集約されており、まとめて情報を比較・検索することが可能です。
ユーザー側からはたくさんの物件や旅行プランを比較検討することができ、施設側からは集客が見込めるため、両者にメリットがあります。
各民泊施設一軒ずつ公式サイトを訪れて料金などを比較するのは大変ですよね。
ポータルサイトで希望条件にて候補を絞る→気になった物件だけ公式サイトやSNSなどでレビューを確認し宿泊先を決定するという流れが一番効率よく宿泊先を決定できます。
なお、民泊運営者側にとっては、民泊ポータルサイトというと一般的なポータルサイト以外に民泊新法に定められた手続きを行うサイト名としての民泊ポータルサイトもあります。
民泊新法・特区民泊を運営するにあたり、届出や認可を受けるためには、「Minpakuポータルサイト」を経由して手続きが必要です。
運営者にとっては民泊のポータルサイトというと二種類の意味を持つ点に注意が必要です。
民泊ポータルサイトログイン【運営者編】
民泊運営者にとって手続き上などで必須のMinpakuポータルサイトは届出内容に変更があった際にもログインが必要ですので、運営を開始した後も重要なサイトです。
こちらにログインするには最初にアカウントを作成する必要があります。
メールアドレス&名前で仮登録を行い、メールアドレス認証を行った後にアカウント登録が完了します。
ログインした後に、届出の情報を入力したりと様々な情報を入力するため、後からログイン情報を忘れてしまわないよう、登録した情報は控えておくと安心です。
たくさんある民泊のポータルサイト【ゲスト編】
今、民泊施設を探すことができるポータルサイトはどこを利用したらよいのか迷ってしまうほどたくさんあります。
代表的なサイトですと以下が挙げられます。
・Airbnb
・Booking.com
・エクスペディア
・Ctrip
・U-boku
・じゃらん
・楽天トラベル
基本的にサイトごとに料金は変わらないことが多いですが、民泊に強いAirbnb、ホテルに強いじゃらん、ポイントやキャンペーンを行う楽天トラベルなど、各ポータルサイトごとに特徴があります。
一棟貸し(ヴィラタイプ)や特徴ある民泊を中心に探したい場合はAirbnb、長期で利用するならU-boku、ホテルと併せて比較したい場合はBooking.com、ポイントを貯めているなら楽天トラベルと利用目的にあわせて使い分けることをおススメします。
各サイトの特徴やおススメのポータルサイトはこちらもご欄ください。
各サイトによってログイン方法は様々ですが、
・メールアドレスを利用してログインする
・Facebookアカウントを利用してログインする
・Googleアカウントを利用してログインする
・AppleIDを利用してログインする
と、メールアドレス以外にも複数のログイン方法を用意しているサイトが多数です。
便利になった一方、メールアドレスで登録したのか、各アカウントを利用して登録したのか混乱してしまいやすくもあります。
筆者も以前にgmailのメールアドレスを利用して登録したサイトに、Googleアカウントでログインしようとしてしまい、同じメールアドレスで2つの複数アカウントを作成してしまった経験があります。
そのため、メールアドレスでログインするのか、アカウントでログインするのかは自分の中で統一しておいた方がよいと思います。
また、アカウントを利用して登録した場合、そもそもパスワードの設定がないことがほとんどです。
そのため、ログイン方法を忘れた場合やそもそものアカウントの登録アドレスを変更した際にログイン方法の確認は煩雑になってしまいます。
安全面においても、もしそのアカウント自体がハッキングされてしまったり、ログイン情報が漏洩した場合、紐づけている他サイトへもすべてログインできてしまいます。
安全面からも、ログインの管理のしやすさからも、メールアドレスでのログインで統一しておくのがよいでしょう。
民泊ポータルサイト利用時のログイン情報管理術
各ポータルサイトごとに特徴があるため、その時の気分で使うサイトが変わる場合も多いかと思います。
色々なサイトに登録しているうちにログイン情報が後からわからなくなってしまうことはよくありますね。
先ほど、メールアドレスでのアカウント登録で統一することをおススメしましたが、メールアドレスでアカウント登録を行うと、各サイトごとにパスワードの設定が必要になります。
サイトによってはパスワードが大文字・小文字を混ぜなければならなかったり、更には記号を含んでいなければならなかったり・・・パスワードの設定だけでもルールは各ポータルサイトごとにバラバラです。
複数のサイトを利用するにあたって、以下のような悩みをもったことはありませんか。
・パスワードの設定が大文字だったのか小文字だったのか思い出せない
・記号を含んだパスワードだったのかわからない
・パスワード忘れを防止するため、わかりやすい、もしくは統一したパスワードにしたいが、セキュリティが心配
上記のようなことで悩まないよう、パスワードを統一しておきたい気持ちは山々ですが、使いまわしはセキュリティ上お勧めしません。また、わかりやすいパスワードにしておくとハッキングされやすくなります。
以下に気を付けてパスワード設定を行いましょう。
・名前や生年月日、電話番号など個人情報から推定しやすいパスワードを利用しない
・短すぎるパスワードにしない
・できるだけ大文字・小文字・記号を組合わせる
・使いまわししない
なお、パスワードを忘れてしまわないようにするため、各サイトごとに登録したパスワードを別に控えておくことをおススメします。
1)Evernoteやdropbox、Notion、Onenote、Googleスプレッドシートなどテキストをオンラインで保存できるサービスを利用する
オンライン上で保存しておくことで、出先などで使いたい場合にも、スマホから情報を確認できて便利です。
同じオンライン上ではありますが、違うサービスを利用することで、オンライン上の危険を回避できます。
少し手間ではありますが、IDとパスワードをそれぞれ分けて保存しておくなど少し工夫するとより安心でしょう。
2) メモ帳などにテキストでメモしておき、オフラインで保存する
PCやスマホ上に保存しておく方法ですが、オンライン上だと流出が心配な場合はPC/スマホ上にオフラインで保存しておくという方法です。
一つフォルダを作成し、各サイトごとの情報をメモ帳などに記載し、フォルダ内に保存しておく方法です。
これだと、オンライン上に保管するより流出の心配度が減ります。
リモートでデスクトップなどにアクセスする方法もありますが、特定の個人をターゲットにデスクトップへハッキングされるケースはほとんどないため、オンライン上の管理に不安がある方におすすめの方法です。
3)完全オフラインでメモやノートなどに手書きで控える
メリットは完全オフラインでの保管方法のため、情報が流出する可能性がかなり低くなることです。
デメリットは手書きのため、都度控えたり控えを用意するのが少し面倒な点です。
どのサイトの情報か、自分にだけわかるようにメモをしておくことで、安心度がより高くなると思います。
今や、便利なサイトやサービスが大量にあり、便利な世の中になりました。しかし、その分、パスワードやアカウント情報の管理が煩雑になってしまったり、セキュリティの脅威も身近になりました。
少し面倒はありますがパスワードは使いまわしせず、簡単に推測できないパスワードを設定しておくと安心です。パスワード生成サイトなどを利用すると英数字を組合わせた難しいパスワードを作成してくれるので、それを利用すると便利です。
この記事もセットで読まれています!
最近の投稿
物件一覧