【民泊トラブル】民泊での騒音がうるさい！そんな場合の対処法は？

「近隣の民泊施設で騒がしい。」「宿泊している民泊で上階のゲストがうるさい。」
そんな時はどうしたらよいのでしょうか。
民泊でうるさい・騒がしいトラブルに遭遇してしまった方に役立つ情報をご紹介します。

民泊での騒音が気になる

民泊に限らず、宿泊施設に宿泊しているということは、宿泊者はそこに住んでいるわけではなく、非日常な時間を過ごしています。
気が大きくなってしまったり、飲酒などで声が大きくなってしまったりする場合があります。
旅先では昼間に行ったお店や買い物したものなどについての話題で盛り上がったり、お酒を飲んでゆっくりしたりしますよね。
そのため、どうしても普段より声が大きくなってしまったりということはあります。

多少は外部からの観光客ということで大目に見ても、どうしてもうるさい！というケースもあります。
同じゲストが続けて何泊と連泊している場合、同じテンションが続くこともありますし、逆に短期でゲストが入れ替わり、夜遅くのチェックインで騒がしい、ということもあります。

宿泊していているゲストは非日常でも近隣の住人にとっては日常生活が邪魔されてしまうことになります。

また、同じ民泊施設に宿泊していても上階や他の部屋のゲストがうるさくて眠れない、落ち着かないなどという場合もあるでしょう。
多少は同じ非日常を送っているゲスト同士と思って目を瞑っても、夜は周りが静かなため、どうしても音が気になりますよね。

気持ちは理解できるものの、昼間はあちこち出かけて疲れているから早く眠りたいのに・・！と苛々してしまうでしょう。

そういう場合はどうしたらよいのでしょうか。

民泊でうるさい・騒がしいトラブルに遭遇してしまったら。

もし近隣、もしくは同じ施設の他のお部屋が騒がしかったら、まずはその運営会社へ問い合わせすることをおすすめします。
騒がしいということは、宿泊者が滞在しているわけですから、直接クレームを言うことも可能ですが、直接文句を言える人は多くないかと思います。また、トラブルなどになってしまうことも考えられますので、自身直接ではなく、運営会社に対応してもらう方が安心です。

事件性が考えられるような状況の場合は警察への通報も考えられますが、騒がしいなどの場合はまずは運営会社や運営者へ連絡する方がスムーズです。
というのも、宿泊者が外国人だった場合、現場の警察官が複数言語に対応できるとは限らず、その場対応で終わってしまう可能性もあるからです。

また、運営会社の方が今後の運営にあたってトラブルを防止したい考えから、スムーズにゲストへ連絡し対応してくれます。

自宅の一室で運営している民泊ならオーナーが注意するので、基本的には貸し切りタイプもしくは一棟まるごと民泊施設で騒がしいというトラブルは発生しやすいでしょう。

住宅宿泊事業者は必ずクレームに対応できる体制を取っていなければならないと民泊新法にて定められています。
そのため、必ず問い合わせ窓口が存在していますので、そこへ対応を依頼しましょう。

1）近隣の方が問い合わせしたい場合

該当の物件の入口近くに問い合わせ先などの記載がないか、確認してみましょう。
ゲストのチェックイントラブルなどにも備えて入口近くに問い合わせ先や連絡先が記載されている場合があります。

現場で見当たらない場合は、ネットなどで建物名、もしくは住所などで検索すると宿泊者の予約用Webサイトがありますので、そこから問い合わせ先を確認するとよいでしょう。
電話番号が見当たらない場合でも、メールアドレスや問い合わせフォームがあるはずです。

2）宿泊者が問い合わせしたい場合

もし自分が宿泊している施設の他の部屋がうるさい場合、連絡先は事前に知らされているはずですので、そこへ連絡しましょう。
できるだけスムーズに発生している時に連絡するのがベストです。ただ、夜中などでコールセンターが開いていないなどの場合は翌日オープンしてすぐに連絡することをおすすめします。

その際、状況を説明し、どこの部屋だった可能性があるのか、そのゲストはいつチェックアウトするのかを確認してもらうとよいかもしれません。
もし該当のゲストが長期滞在の場合、かつ生活音がうるさかった場合（掃除しているなど）は部屋を移動させてもらうなど対応策を相談してみるのも一つの手です。

民泊運営会社へ問い合わせする際の注意点

実際にうるさい！とクレームをいれる場合でも、冷静に状況を伝え対策を依頼しましょう。
すでに夜中に邪魔されているわけですから、苛々してしまうのも当然ではありますが、突然怒鳴りこまれても対応窓口も慌ててしまい、正確に対応がされない場合もあります。

また、上の階の部屋がうるさい！と思っていても、実は換気口やダクトの関係で音が流れてきていて他の部屋だったりすることもあります。
「真上の部屋がうるさい！」と伝えても、「上階は現在空室となっております」みたいな事が実際にあるのです。

何か物音がうるさい場合、施設の設備の不具合で発生している音の可能性もあります。

今はすぐに対応できるようコールセンターが設置されている場合も多くあります。
電話で一次受付をするのですが、現場にいるわけではないので、こんな状況かな？というのをヒアリングしながら想定し、対策を取っていきます。

そのため、できる限りこちらで詳細を「具体的に」伝えることで、早く対策を取ることができます。

よりは、

の方が無駄な時間がなくなりますね。

1)どんな音なのか

具体的にどんな音がするのかを確認しましょう。
パーティーなど大人数で騒いでいてうるさい（人の声）、家具をひきずるような音、ガタガタ音がする、定期的に何か音がする、足音がうるさい・・・等。

大人数で騒いでいる場合は男性の声か女性の声か、また何人くらいいそうかなどをよく聞いておくとどの部屋か特定しやすいのでわかる範囲で何人くらいいそう、男女のグループ、男性だけ、女性だけ・・といった状況を確認しておくとスムーズです。

2）頻度は

パーティーや飲み会などで騒いでいる場合は　ずっとということになりますが、何か物音が定期的にしているなどという場合は、何分に一度音が発生するのか、それとも不定期なのか時間を見ておくとよいです。

また、いつから（何月何日の何時頃から）発生したかを覚えている範囲で伝えましょう。

民泊運営会社に連絡する場合は以下を伝えるとスムーズです。

調査（対応）した結果を後で報告してもらうようお願いすると安心できますので、電話一本もらえるようお願いしてみるといいと思います。

その他、近くにコンビニや居酒屋などがあり、そこから外部の人間が敷地近くでずっと話して（騒いでいて）うるさいという場合もあります。そういう場合も、監視カメラの設置や張り紙設置などの対策が必要ですので、運営会社に伝えると良いと思います。

もちろん、喧嘩しているなどの場合はその場ですので喧嘩がヒートアップしているなどでしたら警察への通報も致し方ないと思います。

ただ、騒がしいなどという時にすぐに警察へ通報してしまうと、警察に訪問された部屋やグループも大抵は悪意がない場合も多く、驚いてしまいますし、逆上してしまう可能性もあります。（本人たちが悪いのですが）

お酒が入っていたりすると本人たちも気づかないうちに話すボリュームが大きくなってしまっていて、騒がしいというケースが一番多いのではないでしょうか。

そういうケースの場合、警察に通報してもその場は収まりますが、他の日や他のゲストが入った場合、また繰り返されるかもしれません。警察はその場の対応はしてくれますが、常に関与してくれません。

その点、運営会社に連絡をした場合、そういったトラブルがあったということを認識してすぐに対応をしてくれます。また、迅速に今後の対策をしてくれたり、連泊のゲストであれば継続して状況確認をしてくれるでしょう。

近所の人とトラブルになると今後の運営がやりにくくなりますし、他の宿泊者からクレームが出るとレビューに響きますので今後の営業に影響が出ますので、その場だけではなく、しっかり対応してくれますのでそういった点からも運営会社に連絡することがおすすめです。

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